Deckard's Movie Diary
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2003年12月01日(月)  飛ぶ教室 木更津キャッツアイ/日本シリーズ

12月の映画の日は2本です。まずはガーデンシネマで『飛ぶ教室』。ドイツの国民的作家エーリエ・ケストナーの歴史に残る名作の映画化らしいです。このケストナーという人はビリー・ワイルダーと一緒に仕事をしたコトもあるそうです。で、この映画ですが・・・まぁ、悪くないんですが、そんなに良くもないです(苦笑)。前半戦はちょっとダルくて「コレって大丈夫かなぁ?」という思いが沸々と・・・中盤からそれなりに面白くなってくるのですが、中々トップギアに入らない!で、ラストへ!おお!やっと来たかぁ!と思っていると・・・またまたドカ〜ンとは盛り上がらない(爆)。まぁ、そんな感じです。それでもつまらない映画ではないですし、そこそこ面白いです。べク先生は何故にそんなに怒るかなぁ・・・とか、ありますが、トレーシー・ハイドの妹みたいなモナも可愛いですし、マーク・レスターのお兄さんみたいなヨナタンもイケテマス。ウリーはメッチャ可愛いですしね(笑)。って、そんなコトばかりかよ!まぁ、暇な人はどうぞ!小学生との親子連れが多かったですねぇ・・・・。

続きまして、11月の映画の日には撤退を余儀なくされた『木更津キャッツアイ』に再突入です!いやぁ、面白かったです!相変わらずの異常なテンションでかなり疲れましたが、映画を観て感じた久しぶりの振りの心地良い疲れでした(苦笑)。中盤からちょっとダレますし、最後のシークエンスもどうなの?って印象もありますが、どこまでも徹底した馬鹿馬鹿しさは潔いのではないでしょうか!おそらく映画の中で停滞していた部分は明らかに映画化を意識した部分なんですよねぇ・・・ボソ。それでも、オイラは圧倒的に支持します。仕事のし過ぎとも思えるクドカンですが、質は落ちていません。彼の作り出すキャラクターは魅力的で、まさに今の時代にマッチしているのでしょう。今後公開予定の『アイデン&ティティ』『ドラッグストア・ガール』『ゼブラーマン』『69』・・・期待しちゃいます。ただ、この作品はTVドラマを観ていないとかなり難解でしょう。もちろん、観ていなくてもそれなりには面白いと思いますが、不必要なテンションの高さと、その映像話法があまりに個性的なので初めての接する人が面食らうのは間違いないです。結局は“映画”単品というよりは“TVドラマと映画のコラボレーション”って奴ですね。だから、単純にこれが“映画”なのかぁ?と不安になります。難しい時代になったモンです(⌒o⌒;A 予断ですが古田新太・・・薬師丸ひろ子に似てるんですね(苦笑)。

PS:『氣志團』って姿は知っていましたが、あんな声であんな歌なんですねぇ(爆)


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