Deckard's Movie Diary
indexpastwill


2003年10月21日(火)  リーグ・オブ・レジェンド サンダー・パンツ

『リーグ・オブ・レジェンド』は予告編を観て想像した通りの映画でした。紛れも無くハリウッドのコテコテ娯楽大作です(笑)。映画の完成度もこんなモンでしょう。それなりに興味深い部分もありましたよ。本当のネモ船長はインド人だったとか(原作ではインド人らしいです)、ハイド氏はハルクだったとか(笑)。伝説のヒーロー集結という発想は面白いんですけど、悪役がなぁ・・・っつーか、このメンバーを相手にしてもヒケをとらないキャラを考え出さないと話しになりませんよ。しかしまぁ、ウンザリするほど全編ヴィジュアル・エフェクトだらけです。でもって、ところどころマット・ペインティングがかなりヤバイです。まぁ、これだけエフェクトだらけじゃ、水準に達しない部分も出てくるってコトでしょう。ILMの上杉氏の名前がありましたが、彼が担当したパートではないと思いますが・・・。あ、プロダクト・デザインはかっこ良かったですよ。ちょいとファイナル・ファンタジー風でしたが(苦笑)。

このピーター・ヒューイットという監督(前作『ハロルド・スミスに何が起こったか?』は未見)はコメディ・センスがあるとは思えないですねぇ。『サンダー・パンツ』は全く笑えない映画でした。“オナラが地球を救う”という下ネタ・コメディなんですが、テンポが悪い上に全てが中途半端なので、登場人物がどいつもこいつも間が悪くキャラも薄っぺらです。というワケで、オイラはイライラしどうしで、ノロいクルマの後ろを走っているような気分になってしまいました。すぐ後ろの席で外人カップル(独断推定年齢30代半ば)が観ていたのですが、彼らもほとんど笑っていませんでした。う〜ん・・・本当にイギリスで大ヒットしたんですかねぇ?怪しいなぁ・・・ボソ


デッカード |HomePage

My追加