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香港フィルム・アワード主要7部門受賞!史上最高額でハリウッドに買われた脚本!ブラッド・ピットでリメイク!等、鳴り物入りで公開された『インファナル・アフェア』。この作品は前記の言葉も当然だろう!とハッキリ言える素晴らしい映画でした。とても良く出来た脚本で、この手の映画にありがちな「おいおい、それはないだろ!」という破綻がほとんどありません。おそらくここに描かれている時間(長い年月の上に成り立っている話しなんですが、それを妙に引きずると破綻すると思います)だけに集中したのが良い結果を生んだのでしょう。無理に泣かせようとしていなかったのも好感触でした。主演の二人アンディ・ラウとトニー・レオンの極めつけの演技合戦も見応え十分!また、このようなストーリーだとラストでどっちらけ!になる可能性が大きいのですが、この映画は原題の『無間道』の意味を巧妙に取り入れながら、これ以上は考えられない完璧な着地を決めていました。う〜ん、素晴らしい!強いて欠点を探せば、女性陣が絡むところがかなり甘い出来なのですが、それはこの際目をつむるコトにしました(苦笑)。監督はアンドリュー・ラウとアラン・マック、どちらかというとアラン・マックのお手柄なんでしょうか・・・?どうなんでしょう・・・詳しい方教えて下さい。それにしても良く出来た脚本だなぁ・・・『踊る大捜査線』とは大違いだわ(爆)邦画・・・頑張れよ〜トホホ。
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