Deckard's Movie Diary
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2003年08月05日(火)  ライフ・オブ・デビッド・ゲイル

良くも悪くも作風が安定しているアラン・パーカーの最新作『ライフ・オブ・デビッド・ゲイル』。とは言っても『ケロッグ博士』『エビータ』『アンジェラの灰』と未見なので、オイラにとっては『ザ・コミットメンツ』以来になります。ストーリーは悪くないですし、内容も芸達者が揃って見応えはあるんですが、上手く出来すぎていて味気ない印象です。事件解決の糸口になるきっかけもどうなんでしょ?個人的にはイマイチ説得力が感じられません。だから、登場人物の皆さんばかりがサクサクと先に進んじゃって、観ているオイラは置いてけぼりを喰ったような気持ちになってしまいました。途中途中で挿入される短いカットの積み重ねも効果的だとは思えません。というか、あのカットが邪魔しているような気もしました。まぁ、あまり書くとネタバレになってしまいそうなので、この辺で止めときます。しかし、アラン・パーカー・・・こんなに卒の無い人でしたっけ?


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