Deckard's Movie Diary
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| 2003年06月30日(月) |
EX 夏休みのレモネード |
『EX』です。初めて予告編を観た時「ああ、日産の“Xトレイル”のCMかよ!」って思ってしまった『EX』。別に観なくてもいいんですけど、ナンとなくね(苦笑)。CM撮影隊が事件に巻き込まれる話しみたいだし、まぁ、話のネタに観ておくかぁ〜!っつーくらいのノリですよ。で、想像していた通りのどーでもイイ映画でした。合成もお粗末だし、観るべきところはほとんど無かったです。肝心のCM撮影隊っつーのも、ちょっとねぇ・・・。まぁ、いいや!オイラも確信犯で観に行ったワケですから!(おっとぉ〜、この日本語の使い方は間違ってるんだっけか!)
予告編で「これって見せ過ぎなんじゃないかなぁ・・・下手すると『蝶の舌』の二の舞?」って感じだった『夏休みのレモネード』です。皆さんご想像通りのベタな展開ですが、この映画の確信は、意外?にもその裏に潜んでいました。舞台は70年代後半のシカゴ。簡単に言ってしまえばアイルランド出身の筋金入りのカソリックの家に生まれた子供とユダヤ教の家庭の子供が、大人の迷惑顧みずアッサリと文化の違いを乗り越える話しでした。子供にとっては宗教なんてほとんど関係ありませんし、目の前の起こるコトが全てでしょう。そういう意味では日本人にはちょっと分かり辛いかもしれません。両宗教の“天国”に関する認識の違いってのもあんまり良くわかりませんし・・・ユダヤ教ではキリスト教で教えられてるような天国は存在しないってコトくらいしか知りません(>_<)アチャ!結局は、宗教が何であろうと、自分で何を信じるか?ってコトなんですよ。まぁ、ベタな話しではありましたが、それなりに良かったです。『蝶の舌』ほどはガックリきませんでしたけど、それは自分の中で期待値をけっこう低めに設定していたからかもしれませんわ(苦笑)。
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