Deckard's Movie Diary
indexpastwill


2003年05月09日(金)  愛してる・・・愛してない D.I.

 あまりに評判が悪くてスルーしようかと思っていた『愛してる、愛してない・・・』。某情報筋によりますと、日本で『アメリ』が驚異的なヒットをした為、自分のイメージが固定されるのを嫌ったオドレイ・トトゥが日本の映画ファンを標的に作った映画だそうです。当然『アメリ』のイメージを壊すのが目的ですが、ロボット役やスナイパー役だとあまりにあざといし全く当たらないのも困るので、一見『アメリ』のように見えて『アメリ』とは似ても似つかない内容ってコトで選ばれたらしいです。それで予告編のナレーションも「あのアメリがもっと素敵な恋をしました。」に決定。というのは大嘘です〜。と、まぁ・・・そんな風に勘ぐりたくなるような映画でした。でもね、そんなに悪くはなかったです。ただ、途中から策に溺れて話の方向性を見失ってましたし、全体的に演出が稚拙なのでバランスが悪くてフラフラしてます。それなりに野心的な映画ではあるんでしょうねぇ。なぁ〜にが、「あなたがバラをくれたから、私は心にケガをした。」だとー!なるほどねぇ〜(って、納得かいー!)


 さて『D.I.』でやんす。パレスチナとフランスの合作でやんす。あのイスラエル軍にボコボコにされ続けているパレスチナが一枚噛んでる映画でやんす。今回のイラク戦争の陰でも散々深夜に急襲され続けていたパレスチナが作った映画でやんす。妊婦や子供がイスラエル軍に無差別攻撃されているパレスチナが作った映画がこんなでいいんですかいのぉ?まぁ、製作者の意図はそこにはナイんでしょうけんどもね・・・こちとらどーも納得出来ねぇ〜なぁ。全く笑えないギャグというか、ブラックジョークというか、シニカルとか自虐とか、あまりに寂しくて違う意味で涙が出てくるっつーモンよ。こういう内容がOK!っつー人はアレですかい?インテリゲンチャってケッタイなしろものがコップ酒のテッペンから溢れているような人達なんですかい?(ひゃー!言っちゃったよー!キョロ(・_・ ))(( ・_・)キョロ)「カンヌも喝采、笑いに結晶した中東問題の隠された真実」だとぉーへんぼく野郎!な〜にが、パレスチナのキートンだってんだぁ〜!この映画の中に出てくる真実なんてクソみたいなモンばかりじゃねぇーかぁ!どうせブラックやるなら、イスラエル軍に殺された死んだ妊婦の腹から自力で這い出てくる赤ちゃんとか描いてみろ!ってんだぁ、べらぼうめぇ!あ、そういう映画じゃないんでやんすか?あいすみませ〜ん!でやんした(>_<)アチャ!リアルなサウスパーク風味を期待してたんですどねぇ・・・ボソ


デッカード |HomePage

My追加