Deckard's Movie Diary
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2003年01月24日(金)  アウトライブ グレースと公爵

 予告編を観たときに香港電影かと思った『アウトライブ』は韓国で大人気のコミックの映画化でした。無敵の剣の秘伝書「飛天神記」を巡る物語。セリフを極力少なくした演出は劇画チックで、まさにコミックを読んでるようでした。ストーリーもあちらこちらで観たことあるような分り易い展開ですし、登場人物もお決まりのキャラばかり出てきます。全編、ヌルい演出ですけど、まぁ、それなりに楽しめます。ところで、主役のジナを演じたシン・ヒョンジョンってかっこいいですかねぇ?いまいちワカラン。ヒロイン・ソルリを演じたキム・ヒソンは美人でしたけどね。因みにソルリの父親・タルガを演じた役者の顔は大魔神にそっくりでした。次は「十剣組」を主人公にした映画が観たいです。しかし、体から何で噴煙が出るんだ?

 81歳のエリック・ロメール監督作『グレースと公爵』、予告編で「お!」って思わされた映像でした。結論!『醜女の厚化粧』なんてコトは言いません!(笑)まぁ、舞台劇を観ているような感じです。肝心の絵画的背景との合成部分は単なる繋ぎカットで、あんまり活躍してないんですよ。まぁ、その合成も結果的に「別に・・・」って感じだしね(苦笑)簡単に言ってしまえば「ヌルい仕上がり」でした。物語は決してつまらないワケじゃないですけど、かといって面白いワケでもないしねぇ。グレースのキャラってけっこうウザいし(苦笑)まぁ(暇)って感じかなぁ。グレースを演じる英国の舞台女優ルーシー・ラッセルと公爵役のジャン=クロード・ドレフェスは安定感がありました。


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