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つくづく思いますね。役者がいないよなぁ・・・ってコトで『壬生義士伝』。中井貴一演じる吉村貫一郎(たぶん架空の人物?)と佐藤浩市演じる新選組三番組長・剣豪斎藤一。対照的な二つのキャラクターを軸にテンポ良く物語は進みます。悪くないんですよ。途中までは(笑)そうなんですよ。とあるシーンで、もの凄〜くブレーキがかかっちゃいます。なんなんでしょ!このダラダラ引っ張る演出は!さっさと終えてればいいものを、あまりに間延びしちゃったんで、その前のストーリーを忘れそうになっちゃいました(爆) 全体的には良い話しなんですけどねぇ。しか〜し!佐藤浩市はどうなん?確かに中井貴一のが役得ですし、演じててやりがいもあるでしょう。実際上手いですしね。でも、それをしっかり受けてこそ!の役者ですからねぇ。相変わらずのワンパターン演技で、最後のセリフが生きないんです。もっと凄みが欲しいんですよ。あの『たそがれ清兵衛』の田中泯みたいにね。まぁ、これからも頑張って下さい。それにしても迫力のない新撰組だったなぁ。野村祐人が土方だって!(苦笑)中谷美紀のぬい役もミスキャストでがんす!あ、そうそう!村田雄浩がイイんですよ。久石譲の音楽は例によって上手いですよ〜ん。
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