Deckard's Movie Diary
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2003年01月21日(火)  K−19 黄泉がえり

 今頃かよー!の『K−19』。コレ、いいじゃないですかぁー!オイラは好きですたい!ヒロイズムがどうなん?なんて意見もありますが、全然OK!でした。祖国への忠誠心と人間としての希望。それもある!これもわかる!行ったり来たりの心模様が好印象でした。ソビエトのあの頃の放射能に関する認識なんてあんなものだったんでしょう。観て損はなし!ただ、リーアム・ニーソンが持ち場を離れたシーンはちょっと納得出来ないなぁ。あのシーンは無い方がハリソンとの対立が生きると思うんですけどねぇ。で、結論は、やっぱ赤ワインだな!

 『黄泉がえり』これは拾いモノでした。脚本が意外と練られている上に演出も頑張っていました。まぁ、そんなの普通だろ!という人もいますが、そのレベルに達していない大手配給の邦画が多いので、ちょっと褒めたくなりました(レベル低ぅ〜(>_<)アチャ!)監督は『月光の囁き』『どこまでもいこう』で注目され、『害虫』でズッコケた塩田明彦。初の大作だったのですが、映像一つ一つに細かい気配りが出来ていて好感が持てました。この映画の一番良かったところは、ネタバレになるので細かくは書きませんが、『追求』しなかったところでしょう。そうするコトによって人間ドラマに焦点が絞られ、生きて行くことへの問いかけが際立つ上手なストーリー展開になったと思います。ただねぇ、コンサートシーンでタイアップ丸出しの映像が延々と続くのがなぁ・・・。ラストは喋り過ぎだけど、まぁいいでしょう。ところで竹内結子あのスカートなんとかならんかのぉ(爆)


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