Deckard's Movie Diary
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2002年11月13日(水)  太陽の雫 ザ・リング チェンジング・レーン

 今週、来週、再来週ってほとんど映画を観る機会がなくなりそうなので、本日は頑張っちゃいます!(やっぱ、バカですかね?)

 まずは“3時間”っつー上映時間から、なんとなく敬遠していた『太陽の雫』です。監督は『コンフィデンス』『メフィスト』でハンガリーを代表するイシュトヴァン・サボー。あるユダヤ系一族の19世紀末からの100年に渡る激動の物語。3時間を飽きさせる事無く見せてくれます。だけんどもしかし!観終わって思うことは「だから、何?」って感じなんですよ。困っちゃうんだよなぁ・・・・こういう映画。別に悪くないけど・・・だから何?まぁ、レイフ・ファインズは素晴らしいですけどねぇ!なんてたって、一緒に観に行った友人はレイフの1人3役が気がつかなかったみたいだし!ってマジかよー!(爆)

 さてさて『ザ・リング』です。「ハリウッド完全リメイク」っていうコピーが散々TVから流れてましたなぁ。いやぁ、まさに看板に嘘偽りなし!良くぞココまでコピーしました!ある意味偉い!本家と比べていいところもあれば、ダメなところもありました。でも、個人的には妙に気に入ってます・・・理由はワカリマセン(苦笑)。ただ、アメリカ人には「怨念」っつー感覚が希薄なんですね。だから、サマラ(貞子)の恨みがわかり辛いのが難点。馬のエピソードがもう少し上手に絡めば良かったのになぁ・・・『世にも怪奇な物語』くらいね。さて、ナオミ・ワッツです。・・・・いいですねぇ(苦笑)。巷で話題になってる誤訳(66回or66年)なんですけど、個人的には「回」のが面白いなぁ・・・・ボソ。

 賛否両論です。『チェンジング・レーン』。うーん、ダメだった!映画としては楽しめます。ちょっとした事故が引き金になってそれぞれの人生(ベン・アフレック&サミュエル・L・ジャクソン)が狂っていくというのは面白いですしね。ただ、その狂い方がねぇ・・・なんちゅーか、ワザとらしい!その上、彼らのやってる事と言ったら、もうバカ丸出し!さらに、周りにいる連中までお話しにならない奴らばっかり!この映画に出てくる人の何人もオイラの人生に近づいて欲しくないですねぇ。挙句の果てにちゃっかり「いい人」になっちゃってるし、まぁ、勝手にやってれば!っつー感じでしょうか(苦笑)。決して、つまらない映画ではないんですけどねぇ・・・・ボソ


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