Deckard's Movie Diary
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2002年11月18日(月)  ストーリーテリング ウェイキング・ライフ

 人間の愛すべきダークサイドを描き続けているトッド・ソロンズ最新作『ストーリーテリング』。前作の『ハピネス』が強烈な印象だったので、期待にダークサイドを膨らませながら観ました。さてさて今回は・・・見事に外してくれましたなぁ(苦笑)。登場人物やセリフなどは相変わらずの毒気ですが、映画としてのまとまりが悪いんですよ。全体がダラダラ続いてるというか・・・、脚本も面白いし、キャラも悪くないのに、映画としての完成度はとても低い!みたいな感じでしょうか。この辺りが映画の難しいところなんでしょう。しかし!この毒気は捨て難い!次回作に期待します。

 『ウェイキング・ライフ』。監督・脚本リチャード・リンクレイター。2001年サンダンス映画祭で絶賛されたアート・フィルムです。この映画は革新的な映像とトスカ・タンゴ・オーケストラの演奏する音楽。これが全てです。それだけで観る価値を見出せるかどうかがこの映画の評価になるんじゃないでしょうか?オイラはOK!この際、映画の内容はどうでもいいです(苦笑)。まぁ、色んな人が色んなコトについて、しょーもない御託を並べているだけですから、映像に興味を持てない人は心地よく眠る事が出来るんじゃないでしょうか?じゃ、そういうコトで(笑)


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