Deckard's Movie Diary
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2002年11月06日(水)  至福のとき マドモアゼル

 映画の日です。混んでるのが予想されたので、朝からル・シネマに行き『至福のとき』と『マドモワゼル』の2本を予約してから仕事へGO!お世話になっているエージェンシーが引越ししたので挨拶に!綺麗になってましたねぇ(って、アタリマエか!)だけんどもしかし!守秘義務を優先しているので外来者が簡単に入室出来なくなってるんですよ。最近の流行のパターン。これで、ますますお伺いの出入り業者はヤリ辛くなるワケですな。トホホ。まぁ、なんとかやって行きましょう(苦笑)

 そういうワケで、チャン・イーモウの『あの子を探して』『初恋のきた道』に続く幸せ3部作(だそうで・・・)のトリを飾る『至福のとき』。5万人の中から選ばれた美少女ドン・ジエ(19歳)が主演です。ハッキリ言って相当ヌルいです。ヤッツケ仕事のようなスカスカさとでも言いましょうか、人物描写や話の展開など、ほころびだらけなんですよ。古典落語の人情話のようなストーリーなんですが、古典落語は舞台が江戸時代とかですからねぇ、そんな話は現在では成り立ちませんよ。もちろん(最近の)イーモウらしい素朴な美しさもありますが・・・、気になってしまうのは、あまりに多いドン・ジエの下着姿なんです。どうにもこうにも痛々しくて・・・彼女の下着姿にどのような意図があるのか全くわかりませんでした。チャン・イーモウの美少女趣味が度を越しているような気がしたのはオイラだけでしょうか?

 『パリ空港の人々』のフィリップ・リオレ監督最新作『マドモワゼル』。キャッチ・コピーは「たった、24時間だけの愛のぬくもり。」で、主演は真田広之を野性的にしたような『クリクリのいた夏』のジャック・ガンブランと『イースト/ウエスト 遥かなる祖国』のサンドリーヌ・ボネール。まぁ、要するに・・・見知らぬ大人同士の単なるアバンチュール(最近使わないなぁ・・・)の話。コジャレた雰囲気で繕ってはいるけど、中身はそこら辺に転がっている恋愛映画。もの凄く嘘っぽいんだよねぇ。強引にやらされる結婚式のスピーチとかさ!行きずりのバイクの二人乗りとかさ!


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