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窪塚が企画から参加したらしい『凶気の桜』。映像も編集も監督がクリップ上がりだけあってセンスいいです。想像していたよりも飽きることなく観れました。でも、それだけでした。高橋マリ子扮する景子のキャラってのも薄っぺらくて嫌だったなぁ、山口(窪塚扮する主人公)との関係もダサかったし(爆)。結局この映画はオバカな若者達の青春モノってコトでなんですね。ナンだかなぁ・・・。もっと前向きなラストにしようよ!これじゃ、ただの犬死じゃん!それに江口ってどーよ!つまんねーキャスティング!ただ、窪塚の脇を固めるRIKIYA、須藤元気は素晴らしかったですね。また、この映画は今の渋谷の街がガンガン出てくるので、おそらく10年、20年してから観ると、「懐かしい!!」って言葉が自然と出てくるでしょう。昔からヤクザが仕切る新宿、右翼が仕切る渋谷。として有名なんですけど、この映画はその恩恵に思いっきり与ってますね。普通は、あんなに堂々と撮影出来ないですよ。
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