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Deckard's Movie Diary index|past|will
『恋愛中毒』等で、OL層に人気のあるらしい直木賞作家(『プラナリア』で受賞)山本文緒の原作『群青の夜の羽毛布』です。主演がヘタッピィな本上まなみですし、全く観る気はなかったのですが、監督があの『がんばっていきまっしょい』の磯村一路と聞いて、急遽行ってきました。レディースデイってコトもあったでしょうけど、噂に違わぬようで、観客の95%は女性でした(苦笑)。映画は全編を明暗の差のないライティングで覆って、どんよりした空気感を出すのには成功していますが・・・だから何?厳格な母親に抑圧されて生きてきた娘の自立の話。藤真利子演じる母親は、とても正気とは思えませんし、全編がうそ臭いエピソードの羅列で全く理解し難いストーリーでした。物語を作る為に、わざわざ現実離れした人たちを登場させるような手合いは苦手です。しかし相手役の鉄男君があの『ウォーター・ボーイズ』の玉木くん(アフロヘアで頭に火がボーボーの彼)だったんですねぇ。全くイイ男になっちゃって!このー(笑)
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