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Deckard's Movie Diary index|past|will
昨年『GO』で映画賞を総なめした行定勲監督の新作『ロックンロールミシン』。全く面白くありませんでした(笑)。原作は鈴木清剛の三島賞受賞小説。仕事も恋愛も行き詰っている会社員の男が、ひょんな事から高校の同級生に出会う。彼は仲間3人とデザイナーズ・ブランドを立ち上げようとしていた。自由に生きている彼らに惹かれ、いつしか仲間になるが楽しい日々もいつのまにか・・・。って書いてるだけで、もうワカルでしょ!良くある青春モノですよ。やがて僕らは大人になった!みたいな。もちろん、その手のストーリーが悪いって言ってるワケじゃないですよ。どちらかというと好きな方ですけどね(苦笑)。「いつでも、みんなのミシンの音がまるでロックンロールを奏でるように響いていた。」ってパンフに書かれているのですが、その一番大事な「ロックンロール」がこの映画から全く聞こえてきません。タイトルはイイのにねぇ(苦笑)デザイナーズブランドを起そうと頑張っている3人の一生懸命さもまるで伝わって来ないし、全てが上っ面なんです。まぁね、行定のいつものパターン。「こんな感じッショ!」って作ってる風なんですよ。ガツン!と対象に踏み込んでみろ!っつーの。彼に監督賞を上げた連中は考えて欲しいもんです。監督作の『ひまわり』『贅沢な骨』等、観たことあるんすかねぇ。奇しくも『GO』の脚本を書いた宮藤の新作『ピンポン』が素晴らしかっただけに、その功績がどちらにあったか一目瞭然!
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