Deckard's Movie Diary
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2002年07月02日(火)  プレッジ

 『アイ・アム・サム』で役者としての存在感を見せつけたショーン・ペン監督作第三弾『プレッジ』。細部に渡って実に丁寧な作りで、一滴の水も漏らさぬような緊張感のあるシーンが幾つも積み重なり、まるで無数のカットで構築された木造建築のようです。中盤からは、計算されつくしたカットバックの挿入によって、真綿で首を絞めるかのように観ている者を不安の中にどんどん閉じ込めていきます。物語は、雪の夜に一人の少女の遺体が発見され、その母親と真犯人を突き止める約束(プレッジ)をした退職間近の刑事。事件を解明していくうちに・・・。本当に良く出来た映画なんですが、前半部の一番大事なシーンが意外とアッサリしていて、後半までそのシーンの印象が持続しませんでした。またラストシークエンスはかなり好き嫌いが分かれるでしょう。個人的には、あんまり好きじゃないです。しかし、この映画は主演のジャック・ニコルソンを始め、サム・シェパード、ロビン・ライト・ペン、ヴァネッサ・レッドグレーヴ、ミッキー・ローク等、観ておいて損はない豪華役者陣なんですよ。極めつけはナンと言ってもデル・トロさん!す、す、凄いッス!


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