Deckard's Movie Diary
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2001年12月26日(水)  修羅雪姫 殺し屋1

 さぁ、追い込むぞー!って、何がだよ!まずは『修羅雪姫』ですー!これはネ、すんげぇ良かったぁ〜♪ 別に小生は釈由美子のファンでも何でもないですが、釈由美子はメチャメチャ良かったです。確かにアクションの甘いところもありましたが、そんなコトはさて置いて、素晴らしかった!キチンとした発声も好感が持てますし、ラストの号泣には思わず魅入ってしまいました。美少女アクションもの(こんなジャンルがあるのか?)としては邦画の歴史に残る傑作だと間違いなく断言出来ます。観ていてゾクゾクしてしまいました。それはアクション監督のドニー・イェンの功績に追うところが大きいのですが、それに答えた本人の努力を買いたいです。一番の不安材料だったベタな甘さ(伊藤英明との絡み)もスマートでしたし、ストーリーはストレートで何の捻りもありませんが、展開も早いので気にもなりませんでした。また無国籍映画の雰囲気作りに欠かせない押井組・川井憲次の音楽も例によって憂いがあり、ハマってました。ラスト・シーンから続編の可能性を感じたのですが、釈由美子も続編までに身体を作って(無理だろうなぁ)おいて下さい。結局は、何だかんだ言っても、ただの美少女好きのオヤジなんだろうなぁ・・・自分再認識。

 ひゃー!後、30分で『殺し屋1』が始まっちゃうよー!池袋まで瞬間移動だぁー!第一印象は「また、ヤっちゃったよ。三池崇史!」。続いて「長いなぁ・・・・この映画」。つまりですなぁ、何でもアリ!なのは構わないんですが、スプラッター・コメディにしては中途半端だなぁ。え゛?スプラッター・コメディじゃないの?じゃ、何ナノ?結局、まとまりがナイんです。トっ散らかったままなんだもん!映画として凝縮していかないから、何も感じない。まるでオレが垣原になった気分!ストーリーは原作にとっても忠実です。浅野も大森も普通。姿形の演出は出来ても、三池に人間の演出は無理!こんな映画ですからキッチリ演技しているサブが、メチャ浮いてます。


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