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2002年02月17日(日) ラ・バンバ

2月17日、
俳優のルー・ダイアモンド・フィリップス
生まれました(1962年)。
その生い立ちと顔だちから、
エスニック色の強い役を多く振られている人ですが、
やっぱりコレでしょう。


ラ・バンバ La Bamba
1987年アメリカ ルイス・バルデス監督


1958年に不慮の事故で17歳で亡くなった実在の歌手
リッチー・バレンスの生涯を綴った伝記映画です。

メキシコ系移民の貧しい家に生まれ育った
リッチー(ルー・ダイアモンド・フィリップス)は、
音楽の才能に恵まれ、やがてそれを見出されて
若くして大スターになりますが、
いつも見る「飛行機事故」の夢に悩まされていました。
愛する父親を飛行機事故で亡くしていたのです。

彼には性格が正反対の兄(イーサイ・モラレス)がいました。
詐欺罪での前科持ち、
リッチーのガールフレンドもとってしまうという困った奴ですが、
弟の才能に嫉妬しつつ、彼の一番の理解者でもあります。

ガールフレンド、ドナ(後のヒット曲のタイトルでもある)の親に、
人種的なことで白い目を向けられることもありましたが、
その音楽やひたむきな性格は、やがてみんなから愛され、
ただ1つ、繰り返される飛行機事故の夢を除けば、
彼の人生は順調そのものに見えました…


映画のタイトルになっている「ラ・バンバ」も、
彼の原点であるメキシコの民謡に材を得たヒット曲で、
この映画化に当たり、ロス・ロボスがカバーして、
それも映画とともに大ヒットというおまけつきでした。

1人の若いスターの明るい笑顔と、
やがて訪れる悲劇の対比が鮮やかで、
非常に共感できるつくりの青春映画でした。
時代を彩る音楽たちも、非常にいい感じです。

なお、時を同じくして事故に遭ったバディー・ホリーの物語も
1978年に映画化され(『バディー・ホリー・ストーリー』)、
主演のゲーリー・ビジー
アカデミー賞にノミネートされるほどの
熱演を見せましたが、
残念ながら、こちらは日本未公開のようです。
ビデオで見ることはできますが、
「運がよければ」という感じでしょうか。

ちなみに、『ラ・バンバ』の作中でバディー・ホリーを演じた
ミュージシャンのマーシャル・クレンショーは、
同時期のヒット映画『ペギー・スーの結婚』でも、
同窓会のシーンで演奏していました。
(「ペギー・スー」「ユー・ビロング・トゥ・ミー」など)
こうして80年代後半の青春映画を取り上げると、
本当にあの頃、オールディーズづいていたことがよくわかります。


ユリノキマリ |MAILHomePage