だったんどすな。 弟にお返しのチョコ貰って 初めてしっただわさ。
しかし、おばさん達 何とかしてくれって。 進歩してくれよ−。 仕事覚えてくれよ−。 しくしく。
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「わっ!」 見つめていたゲームの画面が一瞬にして暗くなる。 何故だろうと当たりを見渡せば いつの間にか入り込んだジュピターが コンセントにじゃれついて 抜けてしまったらしい。 「もう、もう少しの所だったのに」 あわてて差し込むが 画面では不適切な方法で電源が切れた事を 通告する警告文が並んでいた。 ため息を付くと 外に目をやる。 自分の目には銀河の家の銀河の部屋の明かりが 見えている・・・筈。 しかし、今日は銀河の部屋には明かりが灯っていない。 「どうしたんだろう?」 時計を見れば9時近く。 部屋にいても良いはずなのにと、 ブレスに信号を送る。 ---返事がない。 なんだかイヤな予感がして 電話をかけたが出雲家はパニックの最中だった。 『買い物を頼んでから1時間も経つのに 銀河が帰ってこない』 叫びに近いみどりの声に 北斗は外に飛び出した。 自分がゲームに集中しているうちに 銀河の身に何かが起こっている。
「銀河−!」
月明かりだけが町を照らしているような夜に 何処に消えてしまったのか。
ユニコーンやドラゴン達と探しているうちに 人気ない堤防にでてしまった。 「こんな所に・・・」 人なんている訳ないと思った時に 何かが見えた。 近付いてみれば 散乱したコンビニの袋。 少し踏み荒らされた柔らかな草。 北斗の血の気が引いていく。 何かを踏んだ気がして みてみれば。 『!』
そこには銀河の服が散らばっていた。 「嘘・・・」 服を掴んでよからぬ事を考えてしまう。 衣服を纏わない銀河はいったい。 『ミ−』 何かが泣いた声がした。 なんだろうと思ってみると 銀河の服が小さく震えた。 持ち上げてみてみれば そこにはまだ目も開いていない 小さな生き物が震えていた。 「---ネコ?」
北斗はただ呆然と立ち尽くした。 銀河の服とネコ。
そして総てを知っているよと いいたげな月だけが 空で笑っていた。
ではまた
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