気ままな日記
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2008年05月24日(土) あいううええ、かきくくけけ

 朗読と語りの講座、3回コースを終了した。
参加されている受講生の方たちは、地域の公民館や、幼稚園などで、すでに読み聞かせの経験を積んでこられた方ばかりで、読み方語り方も、とても感情がこもっている。
わたしは、この「感情こめて」というのがどうも苦手。この傾向は、今に始まったことではないのに、どうしてわざわざこういう講座に参加するかなあ、と我ながら思うのだが。こう、妙に照れくさいのである。中学生の頃、文化祭の劇で初めて役を割り当てられ、台本読みをした時のあの棒読み体験が脳裏に蘇る。
 「アメンボ赤いなあいうえお」とか、「あいううええ」とか感情こめずに淡々と発声練習するのは、普段職務上必要なことしか話さない身にとっては、発散されるようで気持ちよかったけれど……。
 趣味の場を通じて、人間関係や、世界が広がる、というのは本当にうらやましいこと。
 昨年は小説教室、今年は朗読と語り…、なんだかカルチャースクールめぐりっぽいけれど、(っぽいのではなく、まさしくめぐりです)末永く続けられるような、居場所を兼ねた趣味を見つけることができるのは、いつのことやら。


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