囚はれのシネマ日記
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 Puerto Lapice/La Mancha
灰色のオフィスビルばかりの東京か らスペインへ行くと色彩の鮮やかさ が目にまぶしい。はげしい陽射しが あらゆるものの光と影をくつきりと させる。
ここはアンダルシア地方へ向かふ道 プエルトラピセの6月の午後の風景 ラ・マンチャの男セルバンテスがよく 泊まつた旅籠屋が残されてゐる。シ ェスタの時間なのか通りには人つ子 ひとり犬つ子一匹ゐない。
気温は40℃近くからからに乾いた 大気に動物の糞の匂ひが立ちのぼり ツーリストを歓迎するのだつた。
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