囚はれのシネマ日記
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2004年02月20日(金) 哀しみのアンジー

絶版になつてゐた『哀しみのアンジー』をやつと読むことができた
検索したら区内の図書館にあつた。
アンジェラ・ボウイ、つまりデヴィッド・ボウイの元妻が書いた素顔のボウイについての本。
デヴィッド・ボウイについては別の伝記(?)を読んだことがある。
でも元妻の方が彼のありのままを見てゐたはずだ。
1993年大栄出版発行。
一種の暴露本なのだけれどそんなに悪意があるとは思へなかつた。
文章もそんなにひどくはない(もつとひどいのもあるでせう)。
60年代後半のスウィンギング・ロンドンの風俗がリアルに描かれてゐる。
セックス、ドラッグ、ロックに明け暮れるお祭り騒ぎの日々。
著者アンジーによれば、ローリング・ストーンズの「哀しみのアンジー」のアンジーは彼女とはあまり関係なささうだ。
売るためのスキャンダルとしてミック・ジャガーが思ひついたらしい。
だいいちアンジーは夫のボウイからもさほど愛されてゐるとは思へない。
ビジネスのパートナーといふ感じ。
あるいはアンジーもボウイもバイ・セクシャルの同志といふ感じ。
とにかく謎はある程度とけた。
トッド・へインズの『ベルベッド・ゴールドマイン』で描かれるアンジーとは違つて逞しい。
(トッド・へインズといへば『エデンより彼方に』のジュリアン・ムーアはすごくいい)
返さなきやいけないので記念に画像を入れておかう。



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