囚はれのシネマ日記
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絶版になつてゐた『哀しみのアンジー』をやつと読むことができた 検索したら区内の図書館にあつた。 アンジェラ・ボウイ、つまりデヴィッド・ボウイの元妻が書いた素顔のボウイについての本。 デヴィッド・ボウイについては別の伝記(?)を読んだことがある。 でも元妻の方が彼のありのままを見てゐたはずだ。 1993年大栄出版発行。 一種の暴露本なのだけれどそんなに悪意があるとは思へなかつた。 文章もそんなにひどくはない(もつとひどいのもあるでせう)。 60年代後半のスウィンギング・ロンドンの風俗がリアルに描かれてゐる。 セックス、ドラッグ、ロックに明け暮れるお祭り騒ぎの日々。 著者アンジーによれば、ローリング・ストーンズの「哀しみのアンジー」のアンジーは彼女とはあまり関係なささうだ。 売るためのスキャンダルとしてミック・ジャガーが思ひついたらしい。 だいいちアンジーは夫のボウイからもさほど愛されてゐるとは思へない。 ビジネスのパートナーといふ感じ。 あるいはアンジーもボウイもバイ・セクシャルの同志といふ感じ。 とにかく謎はある程度とけた。 トッド・へインズの『ベルベッド・ゴールドマイン』で描かれるアンジーとは違つて逞しい。 (トッド・へインズといへば『エデンより彼方に』のジュリアン・ムーアはすごくいい) 返さなきやいけないので記念に画像を入れておかう。
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