海を進む
indexpastnext


2005年05月06日(金) 会社のこれからと私のこれから

最近行き帰りに読んだ本は藤沢周平『蝉しぐれ』。長い通勤時間があっという間に感じた。
読み終わってまだ感動の中にいるときに、一気に会社でのあれやこれやが押し寄せてきた。
仕事のあれやこれやじゃなく、会社のあれやこれや。
私の会社はゴールデンウィークは全く関係なく普段どおり仕事。
街なかは、普段の日曜日以上に解放的で明るい雰囲気に感じられる。
そんな中、会社のあれやこれやで悩んでいると、よけい憂鬱になる。
まずは総務の部長に言われたこと。
部長は、ある私の同僚を異動させるかどうかについて私の直属の上司に言ったらしい。
私の意見を聞いてから社長と話すようにと。だから、近々上司に聞かれると思うから
正直に答えてね、と言われた。異動させる、というのは、クビにするのは忍びないから
もっと基本給の安いところへ移す、ということ。
それについてずっと考えていたところ、そのことを上司と話す前に、次の波がやってきた。
社長が、私のいるところの正社員を二人に減らして、後はぜんぶバイトにしろと言い出したらしい。
経営が危ないのだ。ここ数ヶ月給料も遅れがち。
それにあたっては、私ともう一人が残って、私がトップになってやっていけと言うらしい。
だから、現在の業務マニュアルと、改善提案をまとめるようにと上司に言われた。
そして今日、私は上司に会社を辞めたいと言った。
ここの責任者になるのが嫌だったんじゃない。そうなるなら辞めなくてもいいかなと思ったくらい。
自分の裁量で責任ある仕事ができるなら、大変だけど、幸せなことかもしれない。
入社一年ちょっとなのに!
それでも、やっぱりこの会社にはいられない。それなら、今言わなくてはいけなかった。
この件にまつわる他のいろいろな事情もあって、一刻を争う!と思った。
上司には、マジかよ・・・!!とも言われた。けど、自分は引き止めることはできない。
会社の状況もあるし、あなたの人生が大切だから。しかしあなたがいなくなるのは、
単に頭数が一つ減るということじゃなく、会社の業務上大きな損失であり、社長は引き止めるだろう。
次が決まっていないのに辞めるのは危険だし、無職が長引くとこれからのキャリア上も
マイナスになる可能性があるから、がんばって次を見つけなさい。
それから夏前の繁忙期が終わったあたりで辞めるなら辞めるという方向で。と言ってくれた。
この状況で辞めると言ったのは、事態をより複雑にしたかもしれない。上司は頭が痛いと思う。
それに、期待してくれていたのに申し訳ない。そして、感謝してもしきれない。


きなこ |MAILBBS