木陰の本棚<書庫>
絵本と読み物のあれこれ

2002年05月19日(日) 「はぬけのはなし」

上原 進・文 米本久美子・絵

「かがくのとも」2001年6月号 (福音館書店)
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日曜日の晩、娘の下の歯が抜けました。

(詳しい話は 「ひとコマ」にUPいたしましたので、そちらをどうぞ♪)

枕元に抜けた歯を入れたオルゴールを置いて、

妖精さんを待っている娘が、

今夜「これにしよ♪」と持ってきた本は『はぬけのはなし』でした。(*^^*)


(もう1冊、こんな日にぴったりな

『トゥース・フェアリー』【ピーター・コリントン BL出版】は

先月、図書館で借りたあと、まだ抜けないよね〜と悠長に構えて、

来月の配本にしてしまったため、間に合わなかったんです・・・あ〜ん。)



娘のぬけた歯を見てみると、

ぼうしのようにぽっかりと穴があいています。

この本によると、乳歯というのは、大人の歯がまっすぐ生えるように

歯のねっこを自分でとけてなくなっていって、

やがてぽろっととれるようになっているんですねぇ。

ほぅ・・・つくづく遺伝子に組み込まれた

身体のしくみに感心してしまった次第です。


さて歯が抜けたことをおばあちゃんに早速報告していた娘、

おばあちゃんは「歯を屋根の上にほうり投げたの?」と

たずねました。

私も自分の歯は、そうやって下の歯は屋根の上に、

上の歯は軒下にとほうり投げていた記憶があります。

しかし・・・あいにくマンション住まいの我が家、

よそのお宅のベランダにころがっても困りますから、

歯をそうやって投げるわけにはまいりません。

(こうして、日本の伝統が失われていくのね・・・。)

娘は「ちがうよ、妖精さんがもっていっちゃったんだよ♪」と

こたえてました。

(はたして、義母にこの話は通じたのでしょうか・・・?)

ちなみにこの本では、

お母さんが「記念にとっておきましょう」と言ってます。(*^^*)


・・・さていっぽう、我が家の場合、

妖精さんからまた歯をこっそり受け取った(笑)わたくしは、

どこに娘の歯をしまっておこうかと、ただいま思案中です。

そういえば、この『はぬけのはなし』の裏表紙には

いろんな国の乳歯入れが載っていました。

どんなんがいいかなぁ〜♪

小さな陶製のジュエリーボックスにしようかしらん・・・と

ひそかに楽しんでいる母でした。


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 ↓こんなボタン、作ってみました・・・。(*^^*)
  





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