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2002年07月08日(月) レス・ザン・ゼロ (J.スペイダー祭第二弾)

昨日の続き。ジェームズ・スペイダー祭り第二弾)

「プリティ・イン・ピンク」とはうって変わって非常に重いお話。主演は引き続きA.マッカーシーですが、その幼なじみ役・ドラッグに溺れる破滅的な青年を若き日のロバート・ダウニー.Jrが演じていて強烈な印象を残します(演技だとわかっていても、この人の場合どうしても実生活とシンクロして見えてしまうよ…)。悪循環から逃れられず麻薬に蝕まれていく姿が痛々しくて、やるせない。昨日と同じく若者達を描いた映画なのに、ラストに至るまで悲しい映画です。

そんな中、我が注目のスペイダー氏が何をしてるかというと、ズバリヤクの売人。やっぱり悪役(そして脇役)。ロバート・ダウニー.Jrがドラッグから抜け出せないのを見越して言葉巧みに陥れ、借金のカタに男娼まがいのことまでさせちゃう。なんて奴だ!でも好きだ!(重症)
この作品で彼は髪型を珍しくオールバックにしているのですが、こうしてると何となくクリストファー・ウォーケン(の若い時)に顔が似てるような。目のあたりとか。…いや、何となく、ですからあまり深く考えないで下さい。普段は似てると思いません。


ということで古き良き80年代。愛くるしいマッカーシーの背後でイヤミな脇役に徹するというのはこの頃のスペイダーさんの十八番でしたね。この二作品に「マネキン」を加えて“アンドリュー・マッカーシー主演vs悪役スペイダー三部作”とでも名付けたいです。以上、私的緊急ジェームズ・スペイダー祭りでした。



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レス・ザン・ゼロ 【LESS THAN ZERO】

1987年アメリカ / 日本公開:1989年
監督:マレク・カニエフスカ
出演:アンドリュー・マッカーシー、ジェイミー・ガーツ
ロバート・ダウニー.Jr、ジェームズ・スペイダー
(ビデオ鑑賞)


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