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去年8月から飼っているアリの、残りの2匹のうちの1匹が、 年末から元気をなくしてたんですが、 年明けしばらくして動かなくなりました。
年末から気温が急激に下がったし、 日中や深夜、アリのためだけに暖房を入れっぱなしにもできず、 住処兼餌なジェルの温度特性が判らないため容器周辺だけを暖めるのも難しく、 そんなこんなで凍えてしまったのかもしれません。
もっとも、その辺で一般的に見かける黒いアリの集団において、 餌集めや巣の修繕などで外へ出て来るのは一番の年寄りアリだ、 という話もあるので、捕まえて半年くらいで寿命…という可能性もありです。
先に死んだ1匹は、お墓と思しき深い穴の底に埋葬(?)されているんですが、 今回のは地上(ジェルの上)に放置されています。 残った1匹に、埋葬するだけの力が無いからなのか、 そのあたりは良くわかりません。 ただ、残ったアリが地上のアリに寄り添っているのが寂しげで悲しげで、 それをどうしてやることもできないのがもどかしいのでした。
これが犬猫なら、抱きしめてやる事も、一緒に寝てやる事もできるかもしれない。 でも野生の極み、ジェルの容器から出す事もできないアリが相手では、 どれほど寂しそうでもできる事はないのですよね。 今更容器から出してやっても外で暮らせるわけでなし。 そういう意味でも、どんなに手間のかからないシステムだとしても、 否、手間がかからない故なお、 捕まえて飼おうとすること自体、間違いなのかもしれない… そんな気がしてきてならないのでした。
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