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2002年09月06日(金) 古い専門用語の事

この間、何処ゾの携帯電話のマニュアルをつらつら眺めていてびっくりしました。
“メール同報サービス”なる単語が飛びこんできたから。

メール同報(または、同報メール)ってのは、同じ内容のメールを同時に複数の人に送る、
という意味のもので、MLのオフなんかをやる時に、そのオフの参加メンバーにだけ
同じお知らせをCcで送ったりするのを“オフ同報”なんて言ってた事がある。

数年前からの事で、でも実はその時から既にハテナ? とは思っていたんだよね。
この“同報”なる単語、一体どこから出てきたのか。

実はこの単語、銀行のオンラインシステムの制御なんかに使われてた、
プロトコル用語なんです。
いや、もっと最初の起源は知りません。
何十年か前のプロトコル制御には、この単語が出てきていた…という事。

どういう意味かと言いますと、例えば朝、銀行のオンライン端末が業務を開始するのですが、
この業務開始時、センターのホストマシンから各支店の全端末に向けて、
“業務開始通知”ってのを一斉に送信するわけです。
で、それに対して各端末から“OK”という報告がホストに送られる。
全端末がOKだったら業務は開始できますが、“OK”報告が上がってこない端末があったら、
それは事故なのですな。で、他の全端末に“一時停止通知”を一斉に送って、
問題の端末の事故処理をするわけです。
この“一斉に送る報告通知”の事を“同報”と呼ぶのです。

“同報”=“同時報告”

このプロトコル用語を、誰がMLに持ち込んだんだろう?
というのが、その当時の謎でした。
ただ、たまたまそのMLには、通信関係の仕事をしている人も多かったので、
それでその手の人達が偶然使っただけかな? とその時は納得してたんだけど、
そしたら今回の携帯メールのマニュアルです。

一体、“同報”なる単語は、いつからどういう経路で一般化したんでしょう?
そもそも、メールって“報告”ってニュアンスはあまりないですやん?
“お知らせ”はあっても“報告”ではないよなぁ…。

という訳で、意外なところで見つけた意外な単語、実は古〜い単語だったんだよ、というお話。
でも、そういうあんたは幾つやねん? という御質問は250%以上却下!


***

錨様>
 流石に気になりますので、検討結果は是非お知らせください。
 んで、ウチの方でも、予約入ってるのは延長できません。
 夏休みだったし、バックレてるんじゃないかなぁ…と。

***

+TVネタ+

◇今週の伊東家

・スポンジにお湯を含ませ、灰(たばこのでもキャンプのでも市販のでも)を乗せる。
 これで油汚れを擦ると、良く落ちる。

・マニキュアは、30分ほど冷凍してから使うと乾く時間が半分になる。
 塗る時も薄くむら無く塗れる。

・オレンジジュース400ccを鍋で温め砂糖40gを溶かす。
 火を止めゼラチン15gを溶かし込み、牛乳120ccと生クリーム40ccを混ぜる。
 器に入れて冷やすと、ちゃんと上下分かれたムースゼリーの出来あがり。

・画用紙やポスターを巻くと折り目が付いて困る時は、(縦横)反対方向から巻くと良い。
 テーブルの隅からゆっくり下に垂らして、より鋭角に垂れる方向に巻くと
 折り目が付きにくい方向に巻けるそうな。

 試してみよう!


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