一日後記

2008年10月10日(金) 金糸瓜。

スーパーで30cmほどの金糸瓜を見つけたのが1週間ほど前。
能登地方出身のこのお野菜、最近は市場に出回るようになったらしいが
まだ身近なところで見かけることは少なかった。
(実家の前にあるスーパーでは店頭で売っていたというのに!)
味というものはなくてもシャクシャクとした歯触りが心地よくて
見かけるとつい買ってしまう。

もっとも私には別名である“そうめんかぼちゃ”の方が馴染み深い。

丸のままなら冬瓜と同じようにして冬まで保存することは可能。
・・・なのだけれど、おそらく今シーズン初めてにして最後なので
ここはやっぱり食べておくかと。




左:切る前の金糸瓜。日本かぼちゃというより西洋系のかぼちゃに近い感じの質感。

右:5cm程度の輪切りにした状態。この後種とワタを取って水から茹で、沸騰して15分ほど経ったらザルにあける。





左:茹でた後お箸で内側を削るようになぞると、面白いように

きれいな黄色い繊維がほろほろとほぐれてくる。

この様子が“金糸瓜”なのだろうし、別名“そうめんかぼちゃ”となったのだろう。

右:細切りにした胡瓜と人参、ハムを加えて中華風ドレッシングで和えたサラダ。

ドレッシングをうっかり濃口醤油で作ってしまい、ちょっと失敗。


炒めたり、それこそお素麺のようにめんつゆにつけて食べることもできるが
個人的にはお酢をきかせた和え物が一番合うように思う。


何にせよ調理過程が楽しいお野菜。




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