スーパーで30cmほどの金糸瓜を見つけたのが1週間ほど前。 能登地方出身のこのお野菜、最近は市場に出回るようになったらしいが まだ身近なところで見かけることは少なかった。 (実家の前にあるスーパーでは店頭で売っていたというのに!) 味というものはなくてもシャクシャクとした歯触りが心地よくて 見かけるとつい買ってしまう。
もっとも私には別名である“そうめんかぼちゃ”の方が馴染み深い。
丸のままなら冬瓜と同じようにして冬まで保存することは可能。 ・・・なのだけれど、おそらく今シーズン初めてにして最後なので ここはやっぱり食べておくかと。
左:切る前の金糸瓜。日本かぼちゃというより西洋系のかぼちゃに近い感じの質感。
右:5cm程度の輪切りにした状態。この後種とワタを取って水から茹で、沸騰して15分ほど経ったらザルにあける。
左:茹でた後お箸で内側を削るようになぞると、面白いように
きれいな黄色い繊維がほろほろとほぐれてくる。
この様子が“金糸瓜”なのだろうし、別名“そうめんかぼちゃ”となったのだろう。
右:細切りにした胡瓜と人参、ハムを加えて中華風ドレッシングで和えたサラダ。
ドレッシングをうっかり濃口醤油で作ってしまい、ちょっと失敗。
炒めたり、それこそお素麺のようにめんつゆにつけて食べることもできるが 個人的にはお酢をきかせた和え物が一番合うように思う。
何にせよ調理過程が楽しいお野菜。
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