車でいつものスーパーまでの途中 片側2車線のその道路はちょうど橋の上でもあり 側道からの合流もあったりで、殆ど止まっている状態。 ここまではまぁいつものことなのだが、違ったのは突然後ろから
・・・がつん!という鈍い音と僅かな衝撃があったこと。
つい似つかわしくない悲鳴を上げて振り返ると、原付に乗った男性が 私を見ながらペコペコ頭を下げていた。 聞けば何故か“動いている”と勘違いして走り出してしまったという。
幸い双方怪我もなく物損だけで済んだんだし 別にこちらが悪いわけではない(と思っている)のに 暫くずっとドキドキしていて、相手の連絡先を控えるのがやっと。 お蔭で冷静を装おうと受け答えは不自然にハキハキし スーパーでは買うつもりだったものをいくつか忘れる始末で だいぶ落ち着いたのは、その帰りくらいだったと思う。
帰宅後。 『○○(場所)で原付に後ろからぶつけられちゃって』と 何気なく義父に言った時、その直後言われたことに耳を疑った。
「どっちが悪かったか、はっきりしてるの?」
・・・いきなり過失割合聞かれるとは。 その後はやれ警察沙汰だの(事故なんだから当然)何のと 最後まで『大丈夫?』と聞かれることもなく こちらから『私も向こうもケガはなかったですから』と 半ば吐き捨てるように言って2階に上がった。
もっともこういうことは初めてじゃないせいか 以前よりは腹が立たなくなったのは 変なところで神経が図太くなったせいかもしれない。
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