| 2005年02月18日(金) |
わたしについて知らなすぎるのは…たぶんわたし〜その1〜 |
わたしについて、一番知っているのは誰でしょう。 わたしについて知らなすぎるのは他の誰でもなくたぶんわたし。 って歌がありましたよね(古い?)
それについて思うコマゴマとしたこと、今回は三夜連続でお届けします。
『あんたってネクラ(根暗)だねぇ。』 小さい頃、姉によく言われました。 そうか。わたしって暗い奴なんだ。と思いました。 これといって趣味がないわたしを心配して、 親が切手収集用の本をくれたこともありましたから、 家族からは相当暗い奴に見えていたんでしょうねぇ−.−; (そんなシブい趣味はすぐ飽きましたが(笑)
家族が言うほど暗い幼少時代だったのかといいますと、実はそうでもなくて、 小さい頃から毎日幼馴染みの男の子と遊びまわってたんです。 通信簿や家庭訪問の時の先生の評価も、明るくて元気で…と お決まりのほめ言葉で。 「あんたはウチにいるときと違うのかねぇ?なんで明るくて元気だなんて…」と 母親は首をかしげてました。
小学校高学年の頃には、おまじないに詳しい子と友達になり、 仲間だけのお守りをコピーして持ち歩くだけのカワイイ遊びでしたけど、 占いやおまじないの本や雑誌を買い (プチバースディとかマイバースディという雑誌知ってます?)、 超能力の本を買ってひとりで透視の練習をしたこともあったので 充分あやしい子だったかも?
さて、反抗期に入り、本来の自己主張の強さも加わり、毒舌となりました。 家では部屋から出ないで1人で過ごす。親と一緒にいるとイライラする。 外、学校では明るい子なのは変わらず。 二重人格とも言えるような10代を過ごしました。
その頃から、『本当の自分ってどっちだっけ?』と思うようになりました。
看護学校時代、総代(学級委員長ですね)に選ばれました。 その頃は何度か推薦されました。 いえいえ、これは自慢話ではありません。 成績がすごく良かったわけではないし。(まあまあでした←自慢)
『わたしって相当嫌われてるのかもしれない…』 悩みました。 どちらかというと天然ボケ、ぐうたらで毒舌、のはずのわたしなのに。 おかしい。みんなで嫌な役を押し付けようとしているのに違いない。
悩んだ末に、友達によーく聞くとどうも違って、わたしが思っている以上に まじめで明るくていい子に見られているらしい と知りました。
社会人になってからも、自分を素直に出すと驚かれ、 何気ないひと言で毒を吐くらしく「あの岩田さんがああ言った」と伝わり、 真意はどうなの?…と上司のような人に呼ばれて聞かれたり。 仕事に差しさわりのないくだらないことで、なんでこんなに言われるんだろう。 他の人が言っても普通のことなのに。まじめで明るく見えるってソンだなぁ。
『なぜみんな本当のわたしのことをわかってくれないんだろう』
第一印象の良さと、口が悪い自分とのギャップは、 その後も碧香を悩ませ続けました。
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