明後日の風
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2011年04月24日(日) 木漏れ日

 満員の登山者を乗せたバスは、細い山道を残っていく。
「本当に大丈夫なのかぁ?」
というような雰囲気だが、無事にヤビツ峠に到着した。
 ひんやりとした空気に、東京から至近距離とは思えない雰囲気が広がっている。

 塔ノ岳への表参道を登っていく。
 30分ほどの林道歩きののち登山道に入ると、急登がはじまる。どこまでも木の階段が続いている。一週間の不摂生がたたっているのか、思いのほか登りがきつい。それでも三ノ塔まで上がると、めざすべき塔ノ岳までの尾根がすっきり見える。



 「やっぱり山はいいなぁ〜」ということになるのだ。

 小さなアップダウンと、ちょっとした鎖場などに冷や汗をかきながら、歩きやすい道を進んでいく。「木漏れ日」という言葉がちょうどいい、山道を登りきると、塔ノ岳山頂だ。



 先週に続き、初心者君も参加。といっても別人で、
「きついっす」
と言いながら、ぱっぱぱっぱと登っていた。やはり年齢には勝てない。

 これからの長い大倉尾根の下山の前に、富士山が一瞬だけ顔を見せてくれた。今年は雪が多い。


さわ