明後日の風
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2011年02月16日(水) 強行軍のファーストフード

 「う〜ん、腹が空いたな」

よく考えると、小倉駅で立ち食いうどんを食べただけで、腹も空くはずだ。
 小倉で仕事をこなして、特急ソニックに乗り大分へ。今日のうちには東京に帰るという強行軍で、食事すらままならない。

 全ての仕事を終え、これから空港へ行こうと大分駅にやって来た我々の前に、なんともノスタルジックな感じのカレー屋があった。その名も
 「カレーヤ」
直球勝負である。

 関西人の魂に火をつけるというのか、こういう直球勝負には答えなくてはいけないでしょう、といい訳をして、腹ペコの我々は入店した。




 「ドライカレー」
赤い色付きのハムが入る、今となっては、なかなかお目にかかれない贅沢な一品。

 空港行きのバスが発車するまで15分余り。スプーンで掻き込むと、その辛さにじんわりと汗が滲んでくる。
 「高校時代に部活の後に食べたよな、と思わせる味」
と言えばピンと来るだろうか。
 大分を訪れたら足を運ぶ店が、また一つできた。

 そう言えば、「味カレー」なるスナック菓子もあり、九州発祥だったような記憶がある。こういう習慣性の高いカレー文化は、九州の十八番なのだろうか。


さわ