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2004年04月01日(木) 紫煙の歪み

「なにしてんの?」

なにしてんのって。見りゃわかるでしょ
下着を下ろして便器に腰掛け、歯ブラシを口に突っ込んでるんだから

「ハミガキ と、おしっこ」

寝起きでぼうっとしてるし
口の中は泡だらけでうまく発音できなかったけど
そう答えた

一人暮らしの狭い部屋
狭いユニットバス
風呂場の鍵なんてかけたこともない

男はしばらく私を見下ろしていたけど
手にしていた吸いかけのタバコを私に渡して
私の膝を掴み 足を広げ
まだ雫をぬぐってもいないアソコを
舐め始めた

私はびっくりしたのと、気持ちいいのとで
声を上げたが
泡だらけの口では やはりうまく言葉になっていなかった

しばらくして男は立ち上がり
大きくなったものを
舐めろと促した

ハミガキだらけの口を
うがいさせてとお願いしたけど
男は許してくれなかった
私は口元や首や胸元を
白い泡で汚しながら男のを舐めた

それから狭いユニットバスの床に組み敷かれ
何度もイかされた

温まっていない浴室は寒くて
床についたお尻や膝は
ひんやり冷たかったけれど
私の内側は熱くて
粘つくいやらしい液体を
トロトロと 溢れさせつづけた

男は私のお腹から腿のあたりに
精子をぶちまけた後
荒い息を整えながら
湯船の縁に座って タバコを吸っていた

私はいろんな液体で
体中を汚しながら
冷たい床に座り
男の腿に頭をもたせかけ

「きもちよかった  ね」

と、言った。



カオル**mail**yapeus**

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