ロカタノカオル ロカタノカオル  

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2004年06月09日(水) 金色の

女が僕の右手を
両手で捧げるように持ち
何か大事なものに口を付けるように
僕の指を舐め
言ったんだ

ねえ、何でもする
あなたが望むことは何でもするから
舐めろと言われれば いつでも舐めるし
服を脱げと言うならどこででも裸になる
ねえ だから
このままどこかに連れて行って

さっきみたいに、
とろとろに濡れるまで 弄んでいじり回して
夜の間じゅう
めちゃくちゃに

イヤラシイことして欲しいの
ひどいことして欲しいの




ここは渋谷で、まだ夜の9時
このままこいつを連れ出して
こいつの望むようなコトをしてやるとなると
夜は
気が遠くなるほど長いな、と
半ば うんざりしながら
僕はもう一度スカートの下に手を突っ込み
感触を確かめるように
内腿を撫でた。



カオル**mail**yapeus**

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