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2003年12月26日(金) 曇りガラスのコップ

たぶん、
昨日か、一昨日かの男がつけたんだろう。
彼女の腿の内側の
やわらかい部分に小さなアザが。

それほど強く吸ったのか
印しをつけるように
それとも
彼女の肌はとびきりやわらかいから
少し力を入れすぎてしまった男の指が
残した跡か。



脚を大きく広げさせ
たっぷり濡れたクリトリスを
指で撫であげながら


内腿の
その小さな赤紫の跡に
唇をつけ
少し舐めた後に
ゆっくりと歯を立てた

やわらかい肉に
ギリギリと歯が食い込む感触

そうされながら彼女は
あえぐことを止めず
甘く良い匂いの息を撒き散らして



うん
僕はたしかに
昨日か、一昨日の男の残した
印しを見つけた。
そのバカヤロウの言いたいことは
まあ、わかるとしても。

けど、それは
彼女の肌を飾るには
あまりにもちゃちで。

僕がちゃんと
相応しいものを
上書きしておいたよ。




カオル**mail**yapeus**

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