ロカタノカオル ロカタノカオル  

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2003年12月22日(月) 水色のファイル

まだ女の子と寝たことがなかったぼくは。

その日彼女と会い、
バスと電車を乗り継いで
彼女のアパートへ向かう間も、
いや、一緒にシャワーを浴びていた時だって
硬くなっていた ぼくの性器は
いざという その時
哀れにも萎れたままだった。

困り果てたぼくを見て
彼女はぼくの上になり
ブレスレットをじゃらじゃら鳴らしながら
ぼくの性器を弄んでいたが
それくらいでは ぼくのものは
ぴくりとも反応しないとおもったのか

ゆっくりとぼくの体中にキスをし始めた。
彼女のやわらかな髪と唇が
ぼくの肌を行き来し、
くすぐったかった。
それから彼女は顔を下ろしていき
性器を口に含んだ。

舌が敏感なところを舐めあげる
ぴちゃぴちゃと音をたて。
はじめての不思議な感触にぼくは声をあげた。
ふんわりとした唇と敏捷な舌は
あたたかく濡れて
ぼくの性器に絡みついた。

やっとそいつが可能な状態になると彼女は体を起し
ぼくに乗り、そっとぼくの性器の先にあてがい
自分で腰を沈め、ゆっくりと入れた。

こうしてぼくのはじめてのセックスが始まった。



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