イラクの人質事件が起きてから、TVをずっと見ていたのだけれど 何かこころの奥にひっかかるモノがあって。
無事に3人とも解放されて良かったと思うし、人質にされていたかたのご家族は、やっと安心なさったと思う。
確かに自分の命を顧みないジャーナリストがいるから、戦場の悲惨さも、 人々の叫びも、わたしたちは居ながらにして知ることができる。 自己よりも苦しんでいる人が幸せになることを望むボランティアの活動は、 とても素晴らしいとも思う。 でも混沌としたイラクの、それも一番危険な場所へ行くことは 無謀だったんじゃないかな。 命の保障はないということ、わかっていらしたのかな。 言葉も堪能でないのに。
人質にされたかたのご家族は、きっと身を切りきざまれるくらい 辛い思いをされたに違いないと思う。 精神状態だって、荒れるのは当然だって思う。 でも署名を集めたり、声高に自衛隊の撤退を叫ぶ姿には どうしても疑問を感じてしまったの。
自衛隊の人たちだって、人道支援に赴いているのに―――。
阪神・淡路大震災のときも、旅客機が墜落したときも、北国の豪雪の 雪かきも、自衛隊の人たちが活躍したんだよね。 そういうことは何一つ語られないで、感謝もされないで、 こういう時ばかり非難されて。
この人質事件の影で、戦地へ自衛隊の一員として家族を 恋人を送り出した人たちは、どう思ったのかな。 それを考えると、胸が痛くなっちゃった。
亡くなったわたしの叔父も、自衛官だったの…。
だからって自衛隊を庇護する発言をしているわけじゃないんだけどね。
新たに人質となった2人のヒトも、無事に解放されて 一刻も早く、イラクが平穏になることを祈り続けようと思う――。
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