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■ 子供
家族って、結局は他人にはなりきれない。 まして子供との関係は、切っても切り離せないもの。
かつて武田鉄也が言っていた言葉だが、 「仮に女房を殺されたとしたら、警察に任せるが、 子供を殺されたとすれば、自分で犯人を探しだし、自分の手で殺す」 まぁ少々過激な表現ではあるものの、 それほどまでに子供は自分の分身、宝物と表現したかったようだ。 勿論考え方は人それぞれで、反論もきっとあるんだろうけど。
子供は、生まれた時は、何の知識もなく何の知恵もない『無』の状態である。 そこに、育てられる環境や両親・近親者などによる愛情などを基盤として、 自我が芽生え、成長していくもの。 即ち、その乳児期・幼児期に与えられる環境や愛情が、のちの人格形成に 大きく左右する事は否めないと思う。
また子供の中には、間違いなく自分の遺伝子が存在している。 父親と母親の遺伝子が相まって子供に受け継がれている。 だからこそ子供の性格その他を恨む前に、 そこに自分の遺伝子が備わっている事実を忘れてはならない。 余談だが、どの遺伝子を子供が受け継いだかが明確にわかればいいなと思う。 そうすれば「お前に似たんだ!」「あなたに似たのよ!」など諍いも起きないだろう(笑)
ま・・・結局は子供というものは己の分身。 子供への否定は、自分への否定にも繋がる。 子育てに失敗したとよく言われるものだって、 それは受けて側(子供)の責任だけではなく、 送りて側(親)の責任も大きく比重を占めているに違いない。
と・・・偉そうな事を説いてみたところで、自己反省の連続なんだけど(汗)
2003年02月04日(火)
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