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■ 言い訳
昨日「出来ないのではなくやらないだけだ」と書いた時に思い出した。 今年の春、機会があって相田みつを展に行った時に出会った言葉。
『「けれど・・・」の次に来る言葉は必ず弁解と言い訳だ。 それはやれなかった理由ではなくて、 やらなかった弁解だ。 自分がやらなかったことを、 なんとかやれなかった事にするための 体裁の言い訳だ。
「しようと思ったのですけれど・・・」 「やらなければいけないと考えたんですけれど・・・」
思うだけ、考えるだけでは具体的な形にならぬ。 やれなかったのじゃない。 要するにやらなかったのだ。 やらなかった事に「けれど」なんて余分な物をつけることはない。 具体的に「やるか」「やらぬか」二つに一つの選択だけ。 余分なおまけをつけている暇がないのだ。 やらなかった時はやらなかった。 ただそれだけでいい。 それでお仕舞いにすればいい。 一切おまけはつけぬこと・・・』
手厳しい言葉だと思った。 が、その反面確かにそのとおりだと思った。 言い訳を以って取り繕う人がどれほど多いことか。 やらなかった理由ばかり考える人がどれほど多いことか。 そういう自分だってそうかもしれない。 言い訳をしたところで、何が変わるわけでもない。 取り繕ったところで、結果は変わりようがない。 そんな言い訳に頼ったところで、自分が惨めにさえなりうる。 そう・・・ そうわかっているはずなのになぁ・・・
2002年12月17日(火)
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