+ナス日記+

2010年04月20日(火) 鏡の見分け方

さてさて、先日の日記で鏡の欲望について
もにょもにょと書いてましたが、今度は鏡じゃないほうの欲望について。
生理的でもなく、鏡でもない欲望。
前者が叶えど叶えど苦しさが変わらないのに対して
こっちのは、望めばちゃんと満たされる欲望です。

例えば、暖かいお風呂に使ってボケェ〜とする。
おいしいゴハンをみんなで食べる。
いい景色の中をあてもなくブラブラほっつき歩く。
可愛いわんこをナデナデする。
…思い浮かべるだけで、顔がニヤニヤしちゃうよーな
あんなことこんなことです。
…ちなみに、鏡の欲望は思い浮かべると、私は胸に力が入って
心のどこかが固くなるような感じがします。

実際その望みがかなうと
あーー…しあわせー…(ほわ〜)とか
うひーーー!たーのしーー!! とか
なんかもー、言葉で説明するのもアホくさい状態になります。
ぶっちゃけ人生の目的なんてコレひとつでいいじゃないかと思います(笑)
こういう楽しみを沢山持っていて、沢山実現できる人は幸せ者です。
仮に、純粋な欲望とでも名づけておこう。
ペットとか見てると、もうね、ホント本能と純粋な欲望だけで
動いてるのがよくわかる。

ところが、この欲望と、鏡の欲望がごっちゃになってしまうのね。
ならない人もいると思うんだけど、ごっちゃの人が少なくない。
少なくとも、私はごっちゃになる。すぐクヨクヨ悶々とする。
そして困ったことに鏡の欲望は、純粋な欲望を阻んでしまう。
時間やお金がもったいない、とか
自分がそれをするのはおこがましい、とか
そんなものは堕落でしかない、とか
そりゃもー色んな理由をつけて阻んできます。

んー、例えばスゴイ大好きな異性がいて、ゼヒお付き合いしたいとする。
すると色んな「ちょっとまて」が脳内を飛び交う。
今の自分じゃ好みも趣味も彼には合わないよ。
それどころか外見が悪いからまずムリだ。
相手を満足させる経済力があるだろうか…
そもそも彼が自分を好いてくれる保障があるの?
ふたを開けたらトンデモナイヤツかもしれないよ?
そんな事より仕事だろ!恋愛なんて何の社会貢献にもならないよ!
…とまあこんな具合に。
歌うのが大好きで、オーディションを受けようとする、とか
都会で1人暮らしをしようとする、とかでもいいです。

で、声もかけずに、太ってもいないのにダイエットしたり
好きでもない流行の歌い方の真似したりするんですよ(笑)
合わせ鏡なので永遠のイタチゴッコ。
失敗すると「見た目が良くないから…」「流行じゃなかったから…」と
自分の考え=相手の考えと思い込むのも鏡のなせるワザ。
鏡の欲望は、自分を幸せにすると見せかけて苦しめている。
純粋な欲望は、行動→結果、といたって単純なのに
鏡の手にかかるとムダに複雑化する。真実が見えなくなる。
なので、二つの欲望が葛藤を始めたとき、
できるかぎりそれが鏡なのか、否か判別したい。

というワケで、最近有効だと思った判別方法。
ポイントは、その欲望の語尾が
「〜したい」なのか「〜しなきゃ」なのか。
前者は純粋な欲望、後者は鏡の欲望です。
鏡上級者は「しなきゃ」が「したい」の皮をかぶってることもあります。
そういう場合は、「〜だったら…だ」に置き換えられたら
「〜しなきゃ」の疑いが強いです。
純粋な欲望は、理由づけが不要なためです。
とにかくしたら楽しそう、したくてたまらない。してみたい。
あーもー想像するだけでたまんなーい。
…という理由にもならないアホな感じがするのが純粋です。
逆に鏡は、理由付けが大好きです。いくらでも出てきます。
判別したらどっちも鏡だった、なんてこともあります。

悩みの目的は、解決ではなく実は悩むことだった。てのが解ると
実にばかばかしいなー、と思います。だって誰も楽しくならないんだもん。
いいものも出来ないし、ステキな事も起こらない。
だからもし葛藤が起こったとき、純粋な欲望を選択できるように。

あ、ちなみに鏡の欲望を別の言葉に言い換えると
サイトで言うところの箱庭の住人です。


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