| 2009年09月08日(火) |
スナドリネコさんと魔法使い |
箱庭の住人を描いてて、どうして魔法使いは 動物の形をしているんだろう…と、思っていた。
色々理由があるんだろうけど、そのうちのひとつは たぶんスナドリネコさんが影響してるんじゃないかな。 森の動物たちの日常を描いた4コマ漫画「ぼのぼの」に 出てくる、スナドリネコさん。読んだのは中学生のころだった。 こことは違う世界から来た、記憶を失った孤高の人(人?)
森を荒らすヒグマのカシラと、森も守るヒグマの大将が対立する中 自分はカシラのようなチンピラより悪人になれるし 大将よりもっと善人にもなれると言うスナドリネコさん。 「なぜなれるかは問題じゃないよ。なぜなれないかが問題なんだ」
魔法使いは、いつも当事者でありながらその一方で 他人事のように、遠くを見つめている。 無限の可能性の欠片を探して集めては、取りこぼし たどり着けない、たどり着きたい… 長い時間、ずっとその先にある何かに向かって手を伸ばしている。 ここに来るまでの間にも、失ってしまった記憶を思い出せないまま。
魔法使いの中には、スナドリネコさんの血が入っている。
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