vol.52 またか - 2003年11月05日(水) 木曜日の仕事。 このところずっとピアノ一人が続いている。 正確には木金だけど、金曜は私の入る日じゃないから。 なかなか他の楽器の子が定着しない。 私が初めて仕事をはじめた時にはビオラの彼女が1日だけ来て 夏休みを取り、 夏休み中は音大4回生のバイオリンの子が来たが、 彼女がなんだかんだと理由をつけて来なくなってから ビオラの子が戻ってきたのに、ダンナに怒られてやめることになった。 バイオリン奏者が3名ほど面接に来たが、 最初の二人は「この人と仕事すんのヤダなぁ」って思うくらい 今ひとつ音が安定してなくて、もちろんマスターが断った。 3人目は私は会ってないが、上手な子だったらしい。 だからマスターも決めたのに、1日も来ないうちに 断ってきた。どうやら親の反対を受けたらしい。夜遅くなるもん。 仕方なしにバイオリンは諦めて 以前履歴書を預かっていたフルートの子に連絡を取り、 面接をした上で彼女に来てもらうことになった。 彼女はとても前向きな仕事ぶりだったので、みんな安心していたら、 3回ほど入っただけでやめることになった。 やっぱり夜遅くなるので親が反対したそうだ。 無理ないよなぁ。絶対午前様になるもの。 結局今は4人いるうち、三十路が3人。 自分の食い扶持を自分で稼がねばならないメンバーだ。 残りの一人20代の子は、親の理解があるらしい。 私だって生徒がたくさんいるなら出来るだけやりたくない仕事だ。 ただ、仕事そのものはだいぶ慣れて来たし、 リクエストで弾けなかった曲は必ずあとでレパートリーに入れる様 努力はしてる。 稲森メソッドのコード奏の練習はちょっと滞っているけど、 ポピュラーの楽譜を弾く時に出来るだけコードを見て弾いてるし。 今やっているポピュラーの仕事は、大人の生徒さんが集まった時に 絶対役に立つと信じている。だから苦ではない。 でもやれやれ。またしばらく一人で演奏しないといけないぞ。 でも今回フルートの子が3回でも来てくれたおかげで、 少し変わったことがある。 そのやめた子が前もって用意してきていた大量のピアノ伴奏譜の 大量コピーの存在をいつものフルートの相方が知ったのだ。 (やめた彼女はもう持って帰ってしまったけど) っていうか、相方が先日、 「新しいフルートの人と曲を重複したくないんですけど 楽譜どうしましょう?」 と言ったので、「めんどくさいヤツだなぁ」と思いつつ、明るく 「あ、それなら新しい人との伴奏譜はここにあるから、 これで確かめて、ここにないものをやればいいと思います」 って、伴奏譜の分厚いファイルををに見せたのだ。 「これ、あっこさんのですか?新しい人が持ってきたんですか?」 って質問するから 「彼女が用意してきました」 って答えた。で、彼女どうしたと思う? 「出来るだけ使ったことのない楽譜で仕事したいので、 あっこさん、なんでもいいから本を選んできてください。 持ってきてくださったのならなんでも吹きますから」 って楽譜選びを私に任せていた彼女が、次の週に スコット・ジョプリンとかモーツァルトとかの伴奏譜を 簡易製本して持ってきたのだ。しかも両面コピーで 使いやすく読みやすいように。 だったらもっと早いうちに持ってきてよってカンジ。 なんだか、彼女の性格がだんだんわかってきた。 ...
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