vol.13 持つべきものは友達 - 2002年02月03日(日) 昨日土曜日にCDが届いた。こないだ「スタンダードナンバーのCDとか持ってないんですか?」と師匠に言われて4日後くらいに、たまたま新聞広告にそんなピアノのCDの12巻セットが通販で出ていた。もしこれがクラシックの〈珠玉のピアノ名曲集〉とかいう代物だったら絶対買わないけど、わたしはJAZZのトーシロー。シロートなら素人らしく、こういう買い物もありか、と思った。とにかくスタンダードナンバーを知らないから。なんかちょっと高い買い物なのだけど、仕方ないと観念した。で、それを見た次の日にすぐ電話注文した。「10日ほどで届きます」といわれたのに、数日で届いてしまった。 さっそく夜に1巻目をくり返し繰り返し聞いた。〈スタンダードナンバーのすべて〉の本に載っている曲をチェックしてそれを見ながら聴こうと思った。ところが、アレンジがよすぎてなんかよくわからない。本を放り出した。ぼーっと聴くだけにした。困ったことにどれを聴いても同じに聞こえる。素人さんがモーツァルトを聴いて「どれも同じに聞こえる」と思うのと同じ状態。ため息が出る。まぁそのうちわかるようになるでしょう… 話は変わって、今日のこと。年末までJAZZピアノの仕事をしていたJが家にやってきた。彼女は音大時代の同門で、卒業後は自己流でJAZZの仕事をしていたのだが、途中で行き詰まりを感じてきちんと先生について勉強したのだそうだ。彼女とは1年に1度くらい電話で話す程度だったが、こないだから私のリサイタルに来てくれたり、JAZZを始めると知っていろいろと親切にしてくれるようになった。 私の師匠の宿題が、どうもレヴェルが高いような気がしてたので、このところ彼女にいろいろと尋ねてみていたのだが、彼女は自分が初めにやったときのプリントのコピーをくれたり、「わりと面白かった」というトレーニングの本を貸してくれたりした。確かに面白そう。「私が初めて習ったときにこんな宿題出てたら、JAZZそのもののレッスンをやめてしまうわぁ。こんなん難しいわ、いきなり」と言ってくれたので、わからないのは私だけじゃないのかもなぁと少し安心。あと、たまたま2枚持ってたから、ということでビル・エヴァンスの〈Portrait in Jazz〉のCDをくれた。私はなんにもお返しが出来ないのだが、彼女が私が持っていたサラ・ジェーン・シオンの〈Summer night〉というCDに興味を持ったのでそれを貸して、あと、今私が一番気に入ってよく聴いているジョバンニ・ミラバッシの〈AVANTI!〉というCDをMDにおとす約束をした。 彼女もピアノ科出身だから、私がどうわからないでどうわかるのか、ということについてツボを押さえてくれていた。彼女のやったトレーニングは私にも有効な感じがする。友達はありがたいなぁ。さっそく明日からやってみよう。え?内容?ジャズのカデンツの全調でのパターン練習と、ドリアンなど教会旋法のスケール練習などなのさっ! ずっとJAZZの事ばかり書いているので、読んでくださっている方々には、私がすっかりクラシックの練習をやめたと思っていらっしゃる方も多いだろう。今JAZZでやっている事だけだと指がなまってしまいそうなので、かといってスケールとアルペジオばっかりだと楽しくないので、ラヴェルの〈オンディ−ヌ〉とシューマンの〈ファンタジー〉の1楽章を練習してますよ。〈オンディ−ヌ〉は今は譜読みで必死。あれけっこう難しいよね、聴いた感じの割には。 ...
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