vol.14 三歩あるいてニ歩下がる。 - 2002年02月15日(金) そう。二歩でなくて五歩さがった。今回の宿題はこのあいだのvoicingを密集の形にしていくことだったが、やっているうちにまた訳がわからなくなった。 「ジャズピアノアドリブマスター」の本は、私のようなジャズ初心者にはちっとも親切な書き方をしていない。だから読んでもなんかよくわからんのだ。能書き通りアドリブに行き詰まった人のための本だと思う。理論書を見てみるが、どこを読んで良いのか索引だけではわからない。私にとってvoicingはJAZZのイロハで言えば、さしずめ「ツ」か「ネ」ぐらいに思えるので、「イ〜ソ」を自分でやらなければならない。これはかなりしんどい。ヤケクソになって、テキト−に和音を並べて行くことにした。ジャズのカデンツの形になっているところは、それに準じたつもりだけど、それ以外をどう扱って良いのかわからないんだよ、これが。 前回、レッスンが終わった後で師匠は 「CDもいろいろ聴いてくださいね」といった。 「ぼちぼち、聴いてます」というと、 「また、どんなの聴いてるか言ってください」とのことだった。 なので今日4回目のレッスンの一番初めに、私の持っている僅かなCDコレクションのリストを師匠に見せた。もちろん、このたび買ったスタンダードジャズ12巻セット以外の。 「バラエティにとんでますねぇ」そりゃ、そうだ。あたしが選んだんじゃないから。松本の某ジャズショップのオーナーさんレコメンドばかりなのだ。 ちなみに私が今好きなのは、ジョバンニ・ミラバッシの「AVANTI!」と、ピート・ジョリートリオの「Timeless」。師匠はこの二人の演奏を聴いたことが無いという。〈My Reverie〉に続いてまた私は「師匠の知らない」ものを師匠につきつけてしまった。よっぽど可愛げが無いな。 師匠は私のvoicingをちょっと眺めただけで、私のヤケクソ・テキトーヴォイシングに呆れて、「本読んでます?」と言った。「んー、あるページを読むとあっち飛びこっち飛びしないとわからないんで…(だってテンションとかわかってない私にいきなりvoicingなんかさせるんだもん)」すると師匠は「理論書に載ってることなんですけどね」と言いつつ、ジャズのカデンツについて五線ノートに実際に書いて前よりも詳しく説明してくれた。こないだ友人がくれたプリントのコピーと似た内容だった。でも、私としては初めからそうして欲しかった。あのね、私はコードのことがゼンゼンわかってないって初めに言ったじゃないかぁー。そのうえ口と手だけのかいつまんでの説明じゃ、その瞬間だけしかわからんってばぁ。。。 んで、さらに師匠は 「テンションのこともよくわからないのですね?」と聞くので 「はい、サッッッッッッッパリわかっていません」と、「サッパリ」を強調した。 なので師匠はのけぞった。 ちょっと待ってよ、わかってたら習いに来ないってば。理論書見てももうひとつよくわからないから来てるのじゃ。うん、師匠に言いたいことは山ほどあるが、やめとこ。だって、これ師匠にナイショで書いてるけどいつバレるかわからんし… それで師匠はやっと、どの和音のときにどういうテンションが使われるか教えてくれた。師匠としては私が理論書を読めばすむ話と思っているらしいが、理論ってのは実践を伴って初めて理解できるのだから、シロートの私にはイチから手取り足取り教えてもらわないと、とにかく???????なのである。 もうひとつ、私が苦戦した理由は〈My Reverie〉のコードが初心者の私にはややこしいことにもあるようだ。その点〈枯葉〉はカデンツの繰り返しばかりでvoicingのパターンをそのまま使えるので有効なのだそうな。だから〈枯葉〉をやりなさいと言う。でもさぁ〜師匠は覚えてない。「〈枯葉〉や〈Misty〉は、いつも初めのレッスンで使ってるので、ボク飽きてきたんですよね、別のにしません?」と自分が言ったのを。 まぁそういうことで〈枯葉〉をすることになった。 ...
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