人生での岐路をあげてみて、と言われたらいくつかあるが、 ひとつは間違いなく「微妙」と言ったことだと答える。 もう、何年も前のことだけど、忘れられない。 あの時ああしていたらという、よくあるアレだ。
二人きりになったときに「好きな人は?」という話になった。 私から答えたくない、と思って、そっちはどうなの、と答えた。 あの人は「微妙」と言い、私も、それを受けて、つい、微妙と言った。 ここでどうして「あなた」と言わなかったのか。それだけが心残りだ。 その先に別れがあったとしても、付き合ってみたかった。
もう一つ、休職するか転職するか転勤するか選ばなければいけなかったとき。 休職はだめだと会社から言われていた。 ならば転職か転勤かだったのだが、結局転勤を選んだ。 その選択が間違っていたのではないかと思うが、こればっかりは仕方がない。
もし二つとも今と違う選択をしていたらどうだったろう。 もうちょっと幸せだったのだろうか、と考える。
今の私は全く心が動かない。普段の生活も投げやりだ。 過去にとらわれずに前を向けと言われそうだが、 残業が過労死ラインにある私の前がどこにあるのかがわからない。
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