ふすまのおく
細々、ぼそぼそ書いてます。

2013年09月23日(月)

彼岸なので母と祖母のお墓参りに行った。
母も私も、お墓参りをしてちょっと顔を出して退散する予定だった。

祖父が老健から退所して家に戻れるというので、
母と私は片づけに巻き込まれた。
テレビとベッドを一緒の部屋に持ち込んだり、部屋を片付けたり、
なんだかんだやっていたら日が暮れてしまった。

祖母の遺品の整理も流れですることになり、いろいろなものが出てきた。
昔母と叔父が着たつぎはぎの着物や、訪問着、帯留めなんかを、
母と叔母が見ては「虫さえいなきゃねえ…」と言いながら片づけていった。


箪笥からは古い新聞が出てきて、その日付が、昭和44年9月23日。
なんていう偶然なんだろうね、何かあるねとその場にいた皆で感慨にふけった。
44年前の同じ日の新聞のテレビ欄を見たところ、
プロ野球の中継があったようなのだが、
「巨人-アトムズ」「阪急-近鉄」「西鉄-ロッテ」とあったのだが、
アトムズっていまどこの球団なんだろう。
叔父に聞いてみたけれどわからないとのことだった。


そのなかで手つかずにしまってあった紺色の半襟がとても綺麗で、
何かに使えないかねぇ…という話になったところで、
母がシュシュにしてみたいと言い出した。
そういう手があったか!正絹で作ってあるシュシュとはなんと贅沢な!と、
母と盛り上がった。

とても綺麗なので会社に行くのに身に着けたいとか思わないが、
こう、勝負の場とか、婚活(するのか?)とか、かしこまった場とか、
そういうときにぜひ身に着けたい。むしろそういう機会を作りたい。

私の手持ちのシュシュを手に取り、半襟と布の大きさを見比べていたが、
「ちょっと!これ、布の大きさが一緒だよ!半襟まるごと使うんだよこれ!」
と偶然にびっくりしながら母が少し元気になった。
母が元気になったことがちょっと嬉しかった。


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襖 [MAIL]