青い物語
由良



 ありきたりな土曜の朝


宿題をしなくちゃならないのに
昨日学校の帰り道に借りたウルフルズベストを聞きながら
部屋の掃除をしてみたり
部屋もスッキリして「さぁ、(数学)やるぞ!」と思いながらも
読みかけだった大好きなよしもとばななの本を読んでしまったり
まぁ、そんなふうに
ありきたりな土曜の朝がこうやってまた終わってしまうわけです。


読み終わったのはよしもとばななのHign and dry(はつ恋)て本ですが
まぁ、すごく好きなんですが
うっかり泣けてしまうようなすごく切なく心温まるシーンがあって
感情がぶわーっとなって思わず涙ぐんだ瞬間に
掃除のときから付けっぱなしだったコンポから流れ出すメロディー

“俺たちゃバカ〜”(byすっとばす)

大笑いですよ
いや、好きなんだけどね、今はね、とか何とか言って笑いながらコンポを切りました。
なんか凄く幸せな感じがした。なんでだろう。笑



運命はあると思うけど、起きる前からわかるような類じゃないと思う
行き着いた場所から振り返れば、全ての些細な日常が丸ごと必然なわけで
自分がそこにいるから、その事実があるから、経験してきた過去は全て運命だったんですよ
それは何も不思議じゃない当たり前のことで、でもちょっとびっくりするような特殊な場所に行き着いちゃったりすると、運命の意味も特殊な感じがしちゃうってそれだけのことじゃないかな
選択をするときに、なんか特殊な光に導かれた錯覚を起こして「これが私の運命なのよ!」とか思ったりするのは本当に錯覚にしかすぎなくて。運命は起きる前にはわからないんですよ。結果から過去を振り返って確認するくらいしかできないんですよ。この錯覚のおかげでまぁ本当に、色々な思いを経験しましたね……笑。

自分にとって一生あらゆる意味で必要不可欠だとしか思えないような人と、物理的な意味での距離が離れてしまった事は、本当に悲しくて、寂しくて、今も辛いんです。本当に。
心がうまく開けなくて、信じる事ができなくて、たくさんの人に誤解されたりいがみ合ったり通じ合えない事も本当に辛いんです。
一生傍にいてほしいと思える人の傍にいて、心を開けて信じる事ができるたくさんの人たちに囲まれた生活をよく想像します。
でも現に私はここで、この環境で、この状況で生きていて
今ここで生きていることは、うんと遠くの未来から振り返る、いつかの「運命だった」だということもわかっているので
それが良い意味の運命になるように、喜びと共に振り返る事ができるように未来を作っていかなくちゃと思うわけです。


毎日頑張って生きようというしごく簡単な答えに辿り着くまでに、なんて回りくどい理屈を展開してるんだろう!笑

2004年12月18日(土)
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