青い物語
由良



 願いを込めれば誇れるだろう


最近無性にBATTLE CRYがすき。

言葉の意味としてじゃなくて、その意味を体感してる。
昔は字面を撫でてわかってるつもりだったことが、もっと身に迫って響いてくる。近く感じるというか。
あぁ、本当にBATTLE CRYだったんだなぁと。
誰かを元気付けるための綺麗ごとを並べた歌じゃなくて
弱音吐いて気を抜けば諦めて崩れてしまいそうな自分自身を一生懸命鼓舞してたんだなぁと。
張り上げる鬨の声。認めていながら目を逸らしつつ抱えていく微妙な距離。
まぁ、これは紛れも無く私の心象だけど。
どれだけ神経総動員させたって私の瞳は彼の風景を映し出さない。

一日のうちに何度も呆れては自分を奮い立たせて不安になったりしてます。
才能は無いと思うんだ。右脳だっけ左脳だっけ。とにかく私に芸術的才能は無いんですよ。マニュアル人間だし。
だからこそ憧れるのか。お手本が欲しいと思いつつ皆と同じにはなりたくないという矛盾した感情を持っています。それこそ誰でも持ってる感情。平々凡々な民草の童。だっていたって普通の両親から生まれました。
でも、ひとつだけ引っかかっているというか、希望の光が一筋。
両親はいたって普通ですがその両親には少しばかり芸術的な方もいたりして。プロじゃないけど。趣味人というだけだけど。
もしかしたら隔世遺伝ありませんか、とか他力本願。後ろ向きだね。
本当は隔世遺伝期待してるのはそこじゃなくて。
意志の力。信じてるのは、見えない力。
あぁ、やばい方向に走ってるのかもしれない。汗
でも前を向いて歩くにはそんな光り輝く偽りのものが必要なんです。
偽りを本物と信じる愚かさが必要なんです。
偽物すらいつか本物になるだろうと信じているんです。
10年後に読み返すときっと痛い。その前に消えるか。
17歳の私は悶々と日々こんなこと考えていたんですよ。

"負けることが怖いのは、勝負をはってないからだ"

"強い思いを抱いていることに、ムダなことなんてひとつもない"


いつかのしゃべり場より石田衣良さんの言葉。
ノートに走り書きしてあったメモにびっくり。
自分でメモったのにね、こんな良いこと言ってたんだ。忘れてた。
強い思いを抱いていることにムダなことなんてひとつもないって本当ですか。
うまく行く見込みがひとつも無くても、うまく行くと信じてみてもいいですか。

2004年09月07日(火)
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