青い物語
由良



 しゃべり場っ!


作家の石田衣良が出るというので
わくわくしながら久しぶりに見たー

ちょっと期待していたのに、あの阿呆の今西はいつの間にか卒業してました。
ちぇっ





石田衣良は、直木賞取ったーと知ってからちょろっとだけ本読みました。
IWGPは読んでないし見てもいないんだけど。爆
14と、娼年……なんだ、2冊だけか。
近頃山田詠美もよく読んでるんだけど
あー……最近性描写のある小説も、特になんの感動もなく自然に読めるようになってます。
……なんだかなぁ。
まぁ、おいといて。

小説を読んだ時点では、実は石田衣良はそんなに良い印象じゃなかったー
イメージは、軽い人。
小説は嫌いなわけでもないけど、特別感動するほど好きなわけでもなく。
考え方に深く共感して崇拝するような人ではなかったね
私は好きな作家さんにはよくこーゆー↑事します。

でもしゃべり場ではよかったー!
印象良くなったよ。
良い感じに肩の力が抜けた大人
人に押し付けるような傲慢な態度は全然なくて
何も考えていないかのようにただ静かに話を聞いているかと思えば
言う時にはビシっと。
静かにふつふつと情熱を燃やしてる。
人の意見を頭から否定したりはしなくて
でもちゃんと揺るがない信念、自分の芯は持ってて。
いいなー、あんな大人いいなー、格好良い


えーと、しゃべり場の内容たしか「平凡な人生で良いのか!?」だったような
私も今(昔からか?)悩んでるというか迷っている事なので
所々でうんうん頷きながら観戦。

昔は確かに、平凡な人生なんてまっぴらだと思ってた。
人と違う事をやってみんなを驚かせたいし
できれば若いうちに、今すぐにでもやってのけたい。
ついでにいうなら
<もうちょっと>大きくなれば自分はなんだってできると思っていた。
そうだなー……ちょうど、高校生くらいになれば
私は何だってできるし、何だってやってるんだろうと
昔の私は思っていたけど。

実際には何にもできてない。
内心、物凄く焦っていたりする。こんなハズじゃなかった。
こんなんじゃダメだろ。何でも良いから、人と違う事をしなきゃって。
でも……今の私じゃ、無理に何かを始めたってたぶん中途半端になる。
やるべきことがちゃんとできていないんだもん。
努力嫌いで、意志が弱くて、生活の基盤すら不安定。
それなのに、アレもやりたいコレもやりたいって言って
比較的手の届きそうな事にはもうすでに手をつけ始めている。
これ以上やること増やす前に、まず目の前の事をキチッとして行こう
ってのが、今の私の結論。
平凡をすっ飛ばして非凡にはなれないんじゃないだろうか。
ていうか、非凡になろうとか思う時点ですでに平凡かもね。
そういうのは、最近結構感じていたりする。
トップになってやる!って言ってる奴は絶対にトップにはなれない。
今日のしゃべり場で言ってました。
事実だろうけど、結構ショックだった。

あー!めっちゃ長くなりそうだ
書きたいことだけ書こう。

坪井君はなんか由良のお兄ちゃんに姿がかぶって、見ていてすごく痛々しかった。
お母さんは、昔のお兄ちゃんに似てるね。と言っていたので、最近会ってないけど今のお兄ちゃんはもっと強くなっているらしいけど。
コンプレックスと闘って、俺は強いんだ、強いんだって虚勢を張って、自分を騙して、でも弱さがそこら中から滲み出ちゃってる感じ。
……言い過ぎだ。汗(別に由良のお兄ちゃんが昔そうだったと言っている訳じゃない)
不安に負けないように必死に作り上げてきた理想が、虚勢が、信じてきたものが
しゃべり場メンバー達によって容赦なく壊されて
どーしようもなくなって泣けちゃうような人。
泣いてる負けてる自分を認めたくなくて、その姿もまた痛々しい人。
隠しておきたい私の奥のほうにある弱さを
全部表に出してる…出さざるを得ない人…?
見ていて泣けてくるほど、目を逸らしたいほど。
突き詰めれば、誰にだってどこかしらあんな迷いが出て来たりするのでは。
と、信じたい。自分だけが弱いだなんて思いたくない(爆


最後の石田衣良さんの言葉が好きです。
あらゆる意味で人生の勝ち組みの人のセリフって感じで。笑

「悩んだり苦しんだりしたところから生還した人が
今、良い仕事をしているんだ。」

「人生軽く生きろよ。
もうどーしよーもない、最低の人生だと思って10年くらい遊んでみれば。」

一度夢に敗れて、何度も何度も打ちのめされて
それでも闘いの場は何度でも訪れるから
負けることを恐れるなって。
どんな慰めよりも勇気の出る言葉。

とりあえず、今、夢に挑戦してみて
たとえ大負けしても
一度くらい夢諦めても
随分あとで、またもう1回挑戦するくらいの覚悟で
いきたいと思った。
人生の遠回りは最終的には結果オーライになるんじゃないかなんて
楽観して。
50、60過ぎたくらいに
味のある一冊の本が書きたい。

2003年10月25日(土)
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