青い物語
由良



 センチメンタル


久しぶりに
貴方が好きだと言っていたうたを聞いて
いつのまにか、私の好きなうたになっていたそのうたを聴いて
顔も知らない貴方の姿が浮かび上がって
声も知らない貴方の気配が離れなくなって

あの頃の私は
きっと貴方の全てを……愛していた。
愛するという言葉が、たくさんの意味を持っているとするなら。
貴方の好きなもの
貴方の哲学
貴方のセリフひとつひとつ
貴方の失敗すら
貴方の人生全てをひっくるめて
あの頃の私は
何の疑問もなく、胸を張って
堂々と肯定できていたんだろうな。

貴方は今、何処にいますか
こんな不安定な空間の中で偶然に出会った貴方は
距離が遠いことは明確にわかっているのに
二人の間にどれだけ距離が在るのかすらわからない
今でも言葉を紡いでいますか
何処かでそれを、語っていますか

気がつけば、私はこんなにも年をとっていた
もうすぐ、追いつきます
私が貴方とであった頃の、貴方の時間に
あの頃の貴方と、同じ時間を過ごしてきた自分は
果たして、あんな物語を生み出せるだろうか
時が、迫ってきます
あの時と同じ気持ちを抱えたまま

私は貴方のようになりたい。







私はこの気持ちの名前を知ってる
でも、恋なんかじゃない
恋なんかじゃなかったのに。

切ない……

















バンプのりびんぐでっどを聞いたら
一曲目で突然激しく切なくなりました
某心の師匠様への愛です。
気色悪っ。汗
ごめんなさい


2003年10月24日(金)
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